離乳初期のポイント

うちの子、せーっかく作った離乳食、べーって吐き出して全然食べなくて、めっちゃ心配・・・

不安になりますよね・・・ですが、初めのころの離乳食は、食べようが食べなかろうが、大したエネルギーや栄養素の量ではありません。母乳やミルクを飲んで体重が順調に増えていれば大丈夫。2カ月程度経過して、次の段階にすすめられれば問題ありません。
生後5カ月ごろ
1日1回食
- ゆるいペースト状から徐々に水分量をへらす
- 飲み込めているか見る
- 主な食材を試す
- 量は食べなれなくても良い
食材のかたさ
【一般的な考え】
ゆるいペースト状から徐々に水分量をへらします。
赤ちゃんの食べ方
ミルクを飲むときのチューチューと吸う動き → 舌を巻きこみ、こぼさず飲み込む動き
となっていきます。

「飲み込めるようになる練習をしているんだな~」と思いながら離乳食を始めていけば、赤ちゃんが食べなくても、全くママのメンタルは乱れませんね。
おかゆ、野菜類、たんぱく源等 やわらかいものからチャレンジしていきます。
だんだんと緩いペースト状から、全粥などの粒が混ざっているような状態にしていきます。
月齢どおりにすすめようと、停滞する必要はありません。

初めに気合い入れて作った冷凍ストックがいっぱい過ぎて、すすめないよ~
あまり作り置きすぎると、ステップアップしにくい時もあります。
1週間分ずつ、おかゆを作るなどして、あまりたくさん作りすぎなくて大丈夫ですよ。
飲み込めているかを見る
やわらかさや、つぶし加減等を調整するために赤ちゃんが飲み込めているかを見ます。
★べっと出す → つぶれていない、やわらかすぎる、かたすぎる
★飲み込めない → かたすぎる
主な食材をためす
普段食卓に出るやわらかい野菜や果物、豆腐、白身魚、卵黄などを試していきます。
「大人が食べているもので健康的なもの」は、少しずつ食べさせていってよいでしょう。
ポイント
- 始めはすべて十分な加熱を。
- アレルギーにならないように卵や乳製品は注意深く少量ずつ、でも早期に挑戦を。
- よく出る野菜や果物類は日を気にせずチャレンジを。
新しい食材は平日の朝にとよく書いてありますが、注意する食材※をのぞけば、医院が開いてなくても大丈夫。
加工品はさておき、初期や中期の頃にためす野菜類は、少量から始めるのであればアレルギーの心配は少ないです。
一度に複数試してもよいでしょう。
注意する食材
【離乳の進行に伴って少しずつ与える】
鶏卵、乳製品、小麦、えび、かに、そば、ピーナッツやくるみやカシューナッツ等の木の実、いくらやたらこ等の魚卵、大豆
→特定原材料といい、アレルギーになりやすいので要注意。初期は卵黄とヨーグルトや小麦のパンから試しましょう。
【あたえちゃだめ】
はちみつ
→乳児ボツリヌス症予防のため、1歳までは与えません。加熱してもだめ。菌が未熟な乳児の腸で増殖し毒素を産生します。死亡事故も近年起きています。
ナッツ類
→誤嚥しやすいため、避けましょう。
【包丁でかならずカット】
プチトマト、ぶどう、いちご、氷 等の小さくて、一口サイズで、固い食材
→そのまま飲み込み窒息しやすいため、小さいうちは切らずにそのままでは与えない。
包丁やハサミで切れば大丈夫。
量を食べなくてもよい

まどのん!うちの子全然量をたべないんです。ゆるくしても、固くしてもだめ。

味を知って五感を育む時期です。全部食べなくてもOK。
舌にのせるだけでも上出来な時期。栄養は母乳やミルクからとれば大丈夫です。
要チェック!食べない原因は食事の中身だけではありません

まどのんも、息子たちが食べないことで悩んだ時もたくさんありました!特に長男は大変でした。次男でリベンジした結果、主に下記のことを直してあげると食べるようになりました。
・お腹がすいていない
→全然動いていない、授乳から時間が空いていない、おやつを食べすぎてしまった では、なかなか食べません。
・眠たい
→お昼寝、朝寝は十分にとれましたか? 夜は十分深く眠れていますか? 眠気があったり疲れがたまっていると、食事どころではありません。先に少しでも寝かせてみましょう。
・温度が冷たい または 熱い
温かい離乳食を食べ慣れていると、冷たい離乳食が食べれなかったりと、温度が関係していることもあります。
・座り心地など環境がわるい
椅子が座りにくい、テレビなどで気が散ることで、あまり食べられないこともあります。
・つまらない
食事はコミュニケーションの場。食べるだけでは飽きてしまうことも。赤ちゃんもママと遊びたいのです。変な顔をして笑わせたり、ごはんについてしゃべってみたり、別のおかずに変えてみたり、赤ちゃんを飽きさせない工夫を何パターンか準備するといいですね。
・遊びたい
こればかりはおさえられないこともあります。あまりに遊ぶときは、食事を切り上げても問題ありません。

スプーンをもって遊ばせるという手段もありますが、まどのんは長男に何度もした結果、食事は遊ぶ時間と認識したようであまり食事に集中してくれなくなりました(泣)。次男は、スプーンではあまり遊ばせなかったせいか、スプーンは食べる道具ときちんと認識してくれています。
まとめ
・食べ物を飲み込めるようになった
・普段食卓に出るやわらかい野菜や果物、豆腐、白身魚、卵黄などを試し終わった
・食べる量が徐々に増えてきた
さあ、これらが確認できて、赤ちゃんが食べそう!と思ったら
次の離乳中期のステップへいきましょう!
管理栄養士まどのん の 栄養相談室
