妊娠した!やっと授かった・・・うれしいー!と思ったのもつかの間。辛いつわりが落ち着いて気が付けば大きなお腹。

あんまり太りたくないわあ。太ってしまったら産後痩せなくて困るっていうやん!そうだ!糖質制限しよう!でもお菓子はちょっとくらいならいいかな。

すごく気持ちわかります。
まどのんも二児を妊娠中、産婦人科で1カ月2kgの増加を指摘され、もやもやしました。
さて、いったい妊娠中は何キロ体重増加したらいいのでしょうか。
実は国の研究機関や産婦人科学会が2021年に新基準を提言しましたので見ていきましょう。
【2022年時点最新】妊婦の増やす体重は、結局何キロ?
なんと、ほとんどの人が妊娠中に体重10㎏増えてもいいんです!
やせている人は、なんと12kg以上体重を増やすことが推奨されています!


なんだぁー、妊娠中ってお腹すくから、食べていいって知れてよかった~

そう、食べていいんです!肥満でなければ1カ月2kgくらい増えてしまっても、異常な食生活でなければ、OKなのです!
やせと普通 体重の人は、1カ月1~2kg程度の増えになればベストですね。
もっと詳しく体重増加のペースの目安を知りたい!って方はこちらをみてください。

安心した~。それにしても、そもそも体重増加の目安って何を基準に決めるの?
もともと体重増加目安は、妊娠高血圧・巨大児になることを予防するために低く設定されていたけど、今は赤ちゃんが2500gより小さく生まれてしまう(低出生体重児となる)ことや早産の予防を主の目的とするようになったのです。
低出生体重児の出産、早産、緊急帝王切開、妊娠高血圧症候群の発症、巨大児(出生体重4000g以上)の出産など、妊婦さんと赤ちゃんにとって妊娠・出産のリスクになる周産期事象の発生率が最も低くなった体重増加数値を、妊娠前の体格別に算出し、前後3㎏の幅をもたせたのが今回の目安なのです。
やせている人や普通体重の人が低出生体重児の出産や早産を防ぐためには、妊娠中の体重を制限するどころか、むしろ積極的に増やす必要があるんです。

体重を積極的に増やす!?予想外の答えだね。
増やさないとどうなるの?

体重をあまり増やさないまま出産すると、赤ちゃんが低出生体重児となる確率が高くなるんです。そして、近年の研究では、低出生体重児は、将来生活習慣病になることと関連性が高いということがわかってきたのです。

えー!子供の将来の病気が妊娠中に決まっちゃうってこと!?
そう。自分の子供が将来大きくなった時、2型糖尿病や高血圧、脂質異常症になってしまいやすくなるということ。

そんな病気を、愛する子供にプレゼントしたくない!
今回の基準変更の背景には、日本の低出生体重児の赤ちゃんの割合が突出して多くなってしまったことがあります。それは今までの厳しい体重管理を基にした指導や太りたくないというイメージにより、妊婦が体重増加を抑えたことが原因と考えられます。日本の厳しい体重指導は、海外の人々に以前から指摘をされていたんですって。
実際の産婦人科の指導は?
きちんと最新の基準に応じている産婦人科はあると思いますが、まどのんが出産した産婦人科では、「1カ月1kg」から外れると医師からも指摘がありました。妊娠が判明してから普通にごはんを食べられる期間は、8カ月、つわりもあれば6カ月程度しかありません。その中で+12kg増やそうと思ったら月2kg増えて何が問題でしょうか?

確かに・・・便秘とか服の重さでも変わっちゃうから、細かなことで一喜一憂する必要ないんだね。
とにかく産婦人科によって様々なようなのです。妊婦が1カ月1~2㎏の体重増加することは問題ありません。なので正しい情報を知って、真に受けすぎないようにしましょう。
(肥満がある人や、個別に産婦人科の指示がある方は、産婦人科の指導に従いましょう)
ただしここは注意していこう

じゃあ、好きなおやついっぱい食べても、大丈夫だよね

そう思いたいところですが、、
食事や栄養の基本は、ごはんでしっかり食べること。
赤ちゃんのために、炭水化物やたんぱく質などの栄養素が必要だから。
栄養をしっかりと摂取するためには、まずは糖質制限をせずしっかり!食べましょう。

ごはんと納豆で軽くすませる日も多いんだけど、健康的でしょ♪ 冷凍パスタってのも、忙しい日には重宝するわ♪ おいしいよねー

おいしいですよね! 忙しいとついやってしまいがちですが、実はこれだけでは栄養はちょっと足りない!
肉類や魚類も一品足して、おかずをしっかり摂りましょう。
面倒くさいですが、昨晩の残り物や缶詰、冷凍でもかまいません。

ごはんをちゃんと食べてもお腹すくし、おやつを食べるなら?
女性にとっておやつは日常的なものですよね。正直なところ、栄養士だって、私の知る限りみんなおやつを食べます。

それでは、食べても安心なおやつをご紹介しましょう。
- フルーツ
- ヨーグルト
- ミニおにぎり
- ナッツ
- サツマイモ
- 小魚
- 100~200kcal程度のビタミンやミネラルを補えるおやつ(栄養バーやグラノーラなど)
- その他多量・高頻度でないようにした自分の好きなお菓子
おやつ食べたついでに鉄分などのミネラルやビタミンも一緒にとれたら、一石二鳥だと思いませんか?
要注意なのは甘い糖質=砂糖などが入った明らかに甘ーいもの。
これらをあまりに摂りすぎると、血糖値が急激に上がるため、糖尿病を引き起こしやすくなります。
今後、妊婦自身も2型糖尿病になりやすくなるだけでなく、妊娠糖尿病として赤ちゃんに巨大児等の悪影響を及ぼすことも否めません。
とはいえ毎日じゃなければ、大丈夫な場合が多いです(体質にもよります)。
フラペチーノとか、チョコパイとか、たまに食べたくなりますよね。要は多量に高頻度に食べないようにしましょう。
国も妊婦の食事について新しく指針を出しているので、気になる方はチェック!
管理栄養士まどのん の 栄養相談室

