
まどのん!せっかく妊娠できたけど、つわりがつらいよー、気持ち悪いよー
ほかにもよくあるご相談。
「においが無理・・・」
「胸やけが辛い」
「吐いちゃう」
「食べていないと気持ち悪い」
「栄養のあるもの食べれない、不安だな」
「つわりは仕方ないっていうけど・・・母親として、これでいいのかな。」

うんうん、初期のつわり、つらいですよね・・・。私も胸やけ・においつわりで、料理さえもできない時期がありました。ごはん大好きなのに、ごはんがおいしくない。めっちゃ辛いことですよね。

こんなとき、食べれなくても大丈夫?
妊娠初期に食べられなくても気にしないで!
このページを見ている妊婦さんは、つわりで食べられないことをとても気にしていますよね。
安心してください、妊娠中に食べれないものがある・食べれない時がある程度なら気にしないで。
妊婦の35~91%はつわりを経験し、大なり小なり特定の食べ物しか食べられない状況となるわけなので、常識的に初期のつわりは子供に大きな悪影響を与えないと考えてよいとされています。

つわりは胎盤ホルモンがたくさん出ている証拠いう見解が多いです。胎盤が元気な証拠だから、過大な心配はいらないですよ。
大前提 栄養は必要 食べられるときは食べよう!
このように、つわりの間に食べれなくても大丈夫とは言いますが、お母さんと赤ちゃんの健やかな成長のために、多くの栄養素の摂取が必要なことに変わりはありません。

なるべく「食べられる範囲」で構いませんから、栄養をとっていく必要があります。

つわりは仕方ないけれど、なるべく食べて栄養をとるべきということね!
特定の栄養が不足すると、低出生体重児や障害のリスクが高まり、将来の子供の生活や健康に影響が出ることがあります。
つわりで落ちた体重を増やせるかが、低出生体重児を予防するためのカギ
一方で、つわりにより体重が大きく減った場合、その後体重が増えるかどうかによって、赤ちゃんの出生体重に影響があるという研究が国立成育医療研究センターにより発表されました。
従来医学の分野では、つわりがあると赤ちゃんはやや大きく生まれ、重いつわり(妊娠悪阻)があると赤ちゃんは小さく生まれるということが言われていたんですって。
でも医学的根拠は乏しい状況にありました。
また、赤ちゃんが小さく生まれると、子供の将来の病気リスクが増えてしまうことは、別記事でも載せさせていただきました。

ええ!赤ちゃんが小さく生まれることは、できれば避けたい!
そこで今回の研究では、つわりで一時的に体重が5%以上落ちても、症状がおさまった後の妊娠中期以降にきちんと体重が増えていれば赤ちゃんが小さく生まれる可能性は減るということが示唆されました。
むしろ平均より大きくなる傾向にあったそうです。
例えば50kgの人なら2.5kg以上の減少があった場合、つわりが収まったころから、食事を多めにしっかり摂りましょう。
体重増加量は、妊婦の体重増加の目安※を参考に。
BMIが標準の人であれば最終的に10㎏以上増加を目指して、可能な範囲で増やしていきましょう。
(増やそうと思っても増やせない場合もありますから、無理しない範囲で構わないでしょう)

子供が小さく生まれることを予防するためには、
つわりがあっても食べられるとき、食べられるものを食べる!
つわりが治ったらしっかり食べる!が重要。
つわりがあっても食べる工夫

つわりがあって食べにくい時は、好きな食事をとりましょう。
食後つらい人
食後胸やけ等があって辛いですよね。
- 一度に食べる量を減らし、間食を積極的にとる
- うどん等、消化の良い食事にする
- 脂っこい食事はつらくない程度にとどめる
もし子供が昼食を事情があってちゃんと食べられなかったらどうしましょう?
少しでも健康に良さそうなものを間食としてあげたいと思いませんか?
つわりで食べられない時もおなじ!
間食は、ミニおにぎりや果物で栄養がとれるものあったり、ゼリーなど消化によいものを選びましょう。
においつわりの人
- 冷たい食事を選ぶ
- 消化の良い温かい和食にする
- 他人の食事がにおいにくい場所で過ごす
- 料理は、なるべく別の人に頼むか、簡易なものを活用する
食事は冷たい方が、においにくいです。
また、自分が抵抗が少ないもの、例えば和風のだしの温かいうどんや雑炊など、安心できるものを見つけられるとGOODですね。
油の多い食事は、消化不良により臭いが胃から戻ってきやすいので、十分に気を付けましょう。
まどのんは、ニンニクのにおいがだめで、カレーライスがNGでした。
吐きつわりがひどい人
- 水分摂取を意識する(スポーツドリンク、ジュース、ゼリー等も活用OK)
- レモンやお酢など酸味のあるもので食欲を高める
吐くことにより体内の電解質というバランスが乱れやすいので、無理して食べなくて良いと言われています。
ただし重い妊娠悪阻と診断された場合や、長期にわたって量が食べられない場合は、点滴等必要になり得るので、医師の指示に従いましょう。

つわりの間はつらいですが、一生続くものではなく、必ず楽になる時は来ます!自分の体調と相談しながら、自分の体と赤ちゃんが喜ぶ食事を見つけていきましょう。
管理栄養士まどのん の 栄養相談室


